こんにちは、ダフィーカイロの坂木です。

この間、NHKの深夜番組でギャンブル依存症の治療の取り組みについての放送がありました。脳内の快感を覚える機能が変化し、ギャンブルに対して特異的に強く快感を覚えるようになってしまったため、他のことで快感を得られなくなり、ギャンブルから離れられなくなってしまった状態になってしまったそうです。

依存症の発症メカニズムには、それぞれ依存する対象に関して、この脳内システムの変化による快感物質の特異的な反応があると考えられています。そして、この依存する行為を止められてしまうと、余計に不快感が生じてしまい、更なる快感を得ようと依存行為に走ってしまいます。

当院が提供させていただいているニューロ・オリキュロセラピーという行為は、耳から微弱電流を流す事によって、脳内の快感を得るシステムであるドーパミン作動性ニューロンを活性化させ、イライラ感や不快感を減少させて、依存行為に走るのを抑えようとする目的で行います。

放送を見ていて、ニューロ・オリキュロセラピーというのもあるんだよ、この様な困っている人たちにもっとお役に立てるかもしれない、もっと世間にこの様なものもあるんだ!とアピールしていけないといかんな~、と言う思いにかられました。

しかし、ニューロ・オリキュロセラピーをやったからと言って、依存行為で得られるような快感を得られるわけではありません。多分、そのような強烈な多幸感を他動的に与えようとするならば、薬物のようなものになってしまうでしょう。それでは、依存する対象をすり替えているだけになってしまいます。

そのためには、自分の力でコントロールすると言う事が大事なんだろうなと思います。

番組内では、その点で重要なのが周りの人(特に家族の人)の対応であるように描かれていました。家族の人が問題を先送りにして、本人が依存から脱却するキッカケを逆につぶしていた、ということを知らず知らずの間にやっている場合が多いらしいです。番組内のギャンブル依存症を治療している病院では、まず患者家族からカウンセリングしていました。

人は、周りの人間関係から影響を色々受けながら生活しています。最小の単位で、かつ最も密接なのが家族という関係です。その他にも、職場関係や学校内などにも人間関係はあります。この人間の間にある関係性をシステムとみなし、このシステムが上手くいっていないから病気になる、とう考えで治療を組み立てているのが、心理療法の分野でシステムズ・アプローチと言う手法です。主に家族療法で採用されています。

この事について書かれているのが

セラピスト入門―システムズアプローチへの招待  著;東 豊

日本評論社

という本で、昔、読んで面白かったのですが、放送を見ててちょうど思い出しました。興味があったら読んでみてください。

カイロプラクティックの効用の一つに、リラックスと言うのもあります。脳内のシステムのみならず、人間関係の潤滑剤としてもカイロプラクティックがお役に立てればいいな、と放送を見ながら思いました。

TVを見ながら思った事をチョコチョコッと書いてみました。

では、また。