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快感は、動物において生命維持や生殖活動に有益な物に近づこう、行なおう、とさせる感覚で、逆に不快感は危険な物、不利な物から遠ざけようとさせる感覚です。

 

依存症を作る快感のメカニズム

人間の快感を作る神経回路に報酬系と呼ばれるシステムがあります。
脳幹という脳の奥にある部分で、内側前脳束とよばれる神経の通り道です。

図の参照は以下のリンク先をご覧頂くと解りやすいかも。
脳の構造と脳の機能

ここには、視床下部、辺縁系、腹側被蓋野、新皮質などのエリアが関係されます。

 

視床下部

Hypothalamus_imageのコピー視床下部とは、生きるための体の調整(自律神経やホルモン、性欲・睡眠・飲食などの行動を起こす)の中枢部です。

図の中央の赤い部分。

出展;wikipedia 作者;Life Science Databases(LSDB)

 

大脳辺縁系
Brain_limbicsystem

辺縁系は、物事を過去の記憶と照らし合わせ、好きか嫌いかを判断し、やる気を起こさせたり、止めさせたりする、行動の原動力を生むところです。

limbic systemと書いてある赤の部分。

出展;wikipedia

 

 

 

大脳新皮質

httpwww.civillink.net-pics327

新皮質は、大脳の表面の物事を考えたりする場所で、他の哺乳動物より人類が一番発達していると言われているところです。

図の小脳以外の灰色の部分の表面が新皮質。

 

 

線状体

Striatumのコピー大脳基底核という運動調整を行なっているシステムの一部分です。この前側に側座核という快楽を感じさせる神経細胞が集まっています。

出展;wikipedia

作者 Images are generated by Life Science Databases(LSDB)

 

内側前脳束とは

つまりこの神経経路は、感情と行動を結びつけて、行動を引き起こす(情動行動とよばれる)事に関係しているシステムです。教科書の標準生理学には、「脳の色々なところからくる情報を脳幹で統合し、目的のある順序だった行動をおこさせる」とあります。

ここで特に快感に重要な働きをするのは、腹側被蓋野から側坐核(線状体と呼ばれる運動調節を行なうところの一部)に走っている神経線維の束で、A10ドーパミン作動性神経と呼ばれています。

A10ドーパミン作動性ニューロン

報酬系ドーパミン経路

出展;wikipedia
原典 Derivative work of File:Dopamine Pathways.png
作者 NIDA, Quasihuman

を改変。

 

報酬系は行動に対する結果として、気持ちいい感じを発生させるだけではなく、行動の動機を強める働きがあります。側座核が含まれている線状体は、運動調節に関係しているところでもあるので、側座核が活発になり、ドーパミンの放出が盛んになると、線状体の神経の伝達も機能がアップされることがわかってきています。

つまり、その行動が強化され、習慣化してくるのです。

ただし、習慣化して依存している行為を頻繁に行なっていると、報酬系の働きが鈍くなってきます。そこで、減ってしまった快感をさらに得ようと、ますます依存行為に走ってしまうのです。

 

それぞれの欲求調節について

ニコチン依存症について

②ダイエットを成功させるために

(工事中)

ダフィーカイロプラクティック南林間

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